JUGEMテーマ:アート・デザイン
十和田市現代美術館で「On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ」見てきました。
ヨーガン・レールさんはテキスタイルデザイナーとして活躍し、70年代から日本に移住して衣類やインテリアなどのデザインをしていた方だそうです。
今回の展覧会では、沖縄に住まいを持っていたヨーガン・レールさんが、浜辺に打ち寄せる数々のプラスチックゴミを利用した作品をたくさん見ることができました。
利用されている素材は、ペットボトルのキャップやら浮きやらバケツやらおもちゃやら、様々なものがありました。
一つ一つがカラフルで、とてもきれいです。
でも、これらは地球を汚すごみなのですね。
すべて海を渡って浜辺に流れ着いたごみだと考えると、海にはどれだけのゴミが漂っているのかなと思いました。
一見美しかったり、かわいかったり、ポップだったりする作品にも、ヨーガン・レールさんの環境に対する思いが込められています。
大きなゴミだけではなく、砂に混じってしまうような小さなゴミもたくさんあるのですね。
会場では、ヨーガン・レールさんのアイデアスケッチも展示されていました。
ヨーガン・レールさんはポーランド生まれのドイツ人だそうですが、アイデアスケッチのメモは日本語だったりしました。
日本に根差していたのですね。
地球で生きてる私たちですが、地球の環境を壊すのも私たち、地球の環境が壊れてしまうと生きていけないのも私たちです。
八戸の海はどうだったかなと思いました。
ちょうど少し前に蕪島海水浴場のあたりを散歩した時に、流れ着いた流木を立てて遊んでいたのですが、その時にごみはあったかしら、そこまで注目して見てなかったのかしらと思いました。
海はきれいなものだと思っていたのですが、そうではないということが、今回の展覧会で分かりました。
今回の作品は美しいだけでなく、とても大きなメッセージを感じることができました。
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